地域おこし協力隊

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高鍋の玄関口!高鍋駅をご紹介!!

はじめまして。地域政策課のMです。
私は、電車を利用して高鍋町へ来る方を一番最初に出迎えてくれる『高鍋駅』をご紹介しようと思います。

手動改札

高鍋町の玄関口といっても、車社会の宮崎県では通勤などの移動手段はもっぱら自家用車で、電車を利用する人は、通学で利用する高校生などがほとんど。
都会と変わっている点といえば、単線なので電車の行き交いが線路上で出来ないので、駅舎に電車が止まる回数が多いことと、モバイルSuicaなどが使える自動改札機が設置されていないので、必ず、切符を買って乗らなければいけないことでしょうか。
以前、東京から来た友人が、宮崎空港駅からSuicaを使って電車に乗ったところ、高鍋駅でドコにSuicaをタッチすれば良いかわからず、右往左往していたことを思い出します。(ちなみに、宮崎空港駅から高鍋の2駅前の佐土原駅までは利用できますよ。)

高鍋駅の未来

そんな、ドコでもあるような田舎の駅である(よく言えば昭和情緒あふれる)高鍋駅を、ちょうど1年前、自治体である高鍋町が買いました。駅を通勤通学で通り過ぎる単なる建物としてだけではなく、駅に何かワクワクするようなものを付け加えて、駅とその周辺を目的地化したいと考えています。

2年位前にも『駅活~クリーンandトークwith九州パンケーキ~ 平成最後の年末にみんなで 高鍋駅のスス払い(大掃除)を して、キレイ になった駅舎の中で焼きたての「九州パンケーキ」を食べながら 、未来の高鍋駅について気軽に話し合う』(題名が長い 汗 )と銘打って、地元高校生とともにワークショップを開きました。そこで出たアイデアも取り入れながら、高鍋駅舎の未来を形作っていけたらと思います。

私が高校時代に、入試で不安を抱えながら一人で出発したのは高鍋駅からでした。大学時代に、初めての一人暮らしに期待を膨らませて電車を待っていたのも高鍋駅でした。
そんな、地元の人たちが持つ千差万別ノスタルジー漂う高鍋駅を将来に残すお手伝いをしたいと私は思っています。

移住者紹介

▲ワークショップのグラフィック

開駅100周年!!

また、これは地元でもほとんど知られていないのですが、高鍋駅は、昨年開駅100周年を迎えました。
大正から令和の時代まで続いている高鍋駅が、次の100年にどのような姿に変わっていくのか、これから皆さんにも届けていきたいと思います。
2021年中には、高鍋駅のリノベ計画を決定する予定です。
進捗状況も報告しますので、ご興味のある方は、覗いてみてください。

移住者紹介

▲開駅(大正9年)当時の高鍋駅(線路側から)