地域おこし協力隊
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高鍋町の農業を紹介!施設栽培から有機農法まで幅広く取り組んでいます
高鍋町農業政策課に所属しているFです。高鍋町で盛んな農業をご存じでしょうか。あまりピンとこない…という方がほとんどだと思います。
高鍋町ではキャベツや白菜をはじめ、施設園芸や水稲など多くの農業をおこなっています。最近では有機農法に取り組む方も増えており、農業政策課でも町民の方々と協力してアイガモ農法にチャレンジしています。
このように高鍋町とひとくちにいってもいろいろな農業がおこなわれています。今回はそれぞれの農業について紹介していきます!
キャベツ、白菜
高鍋町は県内有数のキャベツ、白菜の産地であり、特に染ヶ岡地区は一大産地として、ほぼオールシーズン作付けをおこなっています。宮崎の空の青さと、豊かに実った作物の緑が織りなすコントラストは壮観です!
町内の飲食店にも卸しており、地産地消にも積極的に取り組まれています。
施設園芸
高鍋町では昔からきゅうり、ピーマン、トマトなどの施設野菜が盛んにおこなわれています。最近では施設で栽培する野菜の種類が多様化しており、ニラやズッキーニ、ミニトマトを作付けする若手農家さんが増えています。
ちなみに、個人的にはミニトマトが好きですね。新鮮なミニトマトの見分け方をマスターし、いつも美味しいミニトマトを食べています!
水稲
宮崎県はコメの名産地ですが、高鍋町では早期米がメインです。3月下旬には田植えが始まるため、5月には田園風景が広がり、爽やかな緑の風が吹きます。
7月下旬には収穫されるため、日本一早く新米が出回ります。ごはん好きには最高の環境です!
四季彩のむらとアイガモ農法
太平寺地区にある「四季彩のむら」は、昭和30年ごろの農業を再現し、地域住民や訪れる人々に安らぎの場を提供することを目的に平成13年に整備された集落です。今はアイガモ農法をおこなったり、緑肥となるレンゲを植えたりするなど、有機農法の導入に力を入れています。
高鍋町農業政策課では、令和2年度からこちらの水田で、むら人たちと協力してアイガモ農法に取り組んでいます。
昔懐かしい農村風景に、鴨の泳ぐ姿と鳴き声が絶妙にマッチしており、町民の癒しスポットになりつつあります。アイガモが水田にいる期間は6月中旬~8月下旬です。
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