地域おこし協力隊
COMMUNITY REACTIVATING
高鍋町の魅力的な企業やお店の求人を紹介するサイトを運営
宮嶋 要(みやじま かなめ) 30歳 岐阜県出身
2020年4月から地域おこし協力隊に就任した宮嶋さん。高鍋町の人材を活かし、移住者へ仕事を紹介することを目的とした高鍋町に特化した求人サイト「みちはた」を運営しています。
高鍋町に特化した求人サイト「みちはた」はどんなものなんでしょうか?
高鍋町にある企業やお店の求人を掲載しています。高鍋町ではハローワークをメインに求人をおこなっている企業やお店が多いです。ですが、最近はスマホが普及したこともあり、仕事をWEBサイトで探す人が増えています。そこで、高鍋町の人材を活かし、移住する方に仕事が紹介できるインターネット上のツールとして求人サイト「みちはた」を立ち上げました。
宮嶋さんはどのような活動をしているんですか?
私の仕事は「掲載依頼」と「取材・記事作成」が主ですね。「みちはた」の掲載数は2020年12月現在約40件です。正直なところ、まだまだ求人サイトとしては不十分なので、積極的に掲載件数を増やすために企業やお店を訪問しています。掲載依頼以外にも「みちはた」に掲載している求人記事は私が作成しています。こちらは企業やお店に取材にいき、従業員の方にお話を聞いてそれを記事にまとめています。企業やお店が持つ魅力を出せるように心がけています。
地域おこし協力隊は2020年4月からということですが、なぜ宮崎県に来たんですか?
神奈川県で就職していましたが、都会の焦っているというかピリピリした雰囲気がいやでした。なので都会を離れたいなと思っていたときに高校3年間住んでいた宮崎県宮崎市の居心地の良さを思い出し、移住を決意しました。
高校のときに宮崎市に住んでいたんですね。それでしたらなぜ高鍋町を選んだんですか?
正直なところ、高鍋町を選んだというよりも、“たまたま”ですね。宮崎県に移住するときに一番最初に考えたのが仕事でした。個人的にサイトの運営をやっていたので、HPやPC関連の仕事を探していたところ、高鍋町の求人サイト運営の仕事があったので応募して、採用していただけたので高鍋に来ました。
仕事が宮嶋さんと高鍋町をつないだということですね!
そうですね。求人サイト運営という仕事がなければ高鍋町とつながることはなかったと思います。今私が携わっている高鍋町に特化した求人サイト「みちはた」でも自分と同じように仕事をきっかけに高鍋町とつながる方が増えるといいなと思っています。
高鍋町に住んでみていかがですか?
一言でいうと「住みやすい」ですね。高鍋町はコンパクトシティというだけあって、町の中に生活に必要なものを買えるお店がそろっています。実は私、車を持ってなくて(笑)。自転車だけしかないんですが、十分生活できるのがいいですね。
あとは人と人の距離感がちょうどいい感じがします。田舎にありがちな人との距離感が近すぎるという感じもないし、都会のように距離がありすぎて冷たいという感じもないですね。移住者を受け入れる風土があり、深入りしすぎない人間関係なので私はちょうどいいと感じます。
高鍋町へ移住を考えている方に一言ありますか?
宮崎県に移住を考えているならとりあえず高鍋町へ来てください!というのも高鍋町は位置的に宮崎県内へのアクセスがいいし、田舎過ぎず住みやすいちょうどいい町です。なので、まずは高鍋町に住み、休日には宮崎県を見てまわって自分に合う場所を探してもらえばいいかなと。もちろん、その自分に合う場所が高鍋町であれば私としては嬉しいです!