地域おこし協力隊

COMMUNITY REACTIVATING

高鍋町のすゝめ 休日のお出かけスポット vol.6

今回は高鍋町の休日のお出かけスポット第6弾をご紹介していきます。
子どもたちが夏休み真っ只中のこの時期におすすめのスポット「高鍋湿原」に注目してみましょう!

高鍋湿原とは?

高鍋湿原は高鍋町の西部、海抜60メートルの高台に位置する湿原です。

昭和37年から42年にかけて行われた県営高鍋防災ダム工事の土取場に周囲の山々からの湧水が絶えず流れ込んだことで池を形成したことが始まりであると言われています。

昭和49年に南九州大学の学生により発見され、同大学の教授らにより調査が行われたことにより、希少な生物が生息・生育していることがわかりました。

平成10年6月26日から一般公開しています。

移住者紹介

湿原内は、東部湿原と西部湿原に分かれており、それぞれの場所でみられる生物が異なります。
東部湿原と西部湿原の間には高鍋湿原のシンボルである「とんぼの橋」があり、子どもと一緒にわくわくしながら散策ができます。

初めての方でも楽しめるガイドも可能!

また、10名以上の団体様向けにボランティアガイドを行っております。

ご希望の方は、当町HP上の予約申込書に記入の上、ファックスで送信していただくか、高鍋町役場社会教育課文化係(0983-23-3326)までお問い合わせください。

※ガイド員の調整がありますので、当日の1週間前までにお申込みください。

絶滅危惧種が高鍋町に!?

移住者紹介

高鍋湿原の魅力は、自生する植物及び生息するトンボの種類が多いことです(自生植物396種・トンボ50種)。絶滅のおそれのある野生動物のリスト「レッドデータブック(以下RDB)」に掲載されているものは、なんと40種を超えています。

移住者紹介

4月下旬から羽化する体長2cmのハッチョウトンボや7月下旬から咲き始めるサギソウは共にRDBに掲載されている湿原の顔であり、来園者を毎年楽しませています。
ハッチョウトンボはその体長の小ささから、なかなか見つけることが難しいですが、止まっていることが多いため、撮影するのは容易です。


●ハッチョウトンボ
オスは鮮やかな赤。メスは茶褐色で縞模様。
世界最小クラスのトンボで体長は2センチに満たない。1円硬貨に隠れる小ささ。
名古屋市の矢田川付近の鉄砲場八丁目によく見られたことからこの名が付いた。
観察時期は5月~9月

●サギソウ
学名:Habenaria radiata
絶滅危倶種の一つ。夏に白鷺が翼を広げたような形の花を咲かせることが名前の由来です。

移住者紹介

8月から咲き始めるヒメノボタンは、RDB掲載種ですが、当湿原の株数は全国的にも多く、東部・西部共に広い範囲に花を咲かせ、至るところにピンク色が映えます。

●ヒメノボタン
学名:Heterocentron elegans
8月に紅紫色の花を咲かせます。東部湿原に群落があり、西日本でも株数の多いところとされています。(ヒメノボタンのヒメは、小さいという意味です)

そのほか、多くの植物やトンボが息づく高鍋湿原、たまに日常を忘れてリフレッシュに訪れてみてはいかがでしょうか。季節により全く別の生き物を見ることができ、訪れるたびに新たな発見があること間違いなし。自然に囲まれた環境で、のびのびと散策してみましょう。


【高鍋湿原】
所在地 :宮崎県児湯郡高鍋町上江6972−3
開園時期:毎年3月下旬から11月上旬(閉園時期は開花状況によって決定します。)
開園時間:AM9:00~PM5:00
入園料 :無料
広さ  :約3.3ha 一周あたり約1km
※湿原の動植物は持ち出し厳禁です。
※ペットの入園はお控えください。

【自分日和専用Instagramアカウント開設しました!】

移住者紹介

当サイトの記事更新のお知らせや、移住関連の情報・高鍋町の情報など定期的に更新をしています。
ぜひアカウントのフォローをぜひお願いします!

↓アカウントは下部のリンクより↓

移住相談はお気軽に!

============================
《移住関連 お問い合わせ先》
高鍋町役場 地域政策課 総合政策係
TEL :0983-26-2018
mail:chiikiseisaku@town.takanabe.lg.jp
============================