地域おこし協力隊

COMMUNITY REACTIVATING

高鍋町で観光するなら高鍋大師!宮崎県で四国八十八ヶ所巡りしてみませんか?

移住や旅行に行くときって観光地をチェックしていくことが多いのではないでしょうか。宮崎県高鍋町の観光地はどこ?と聞かれたら十中八九名前が挙がるのが「高鍋大師」です。そもそも高鍋町自体が観光地があまりないんですが、この高鍋大師はひときわインパクトがすごい!700体以上の石像が立ち並び、その中には四国八十八ヶ所を模した石像や6メートルを超える石像もあります。そんなインパクト大の観光スポット「高鍋大師」に行ってきたので紹介します。

高鍋町の観光スポット「高鍋大師」とは?

高鍋大師には700体以上の石像があるというのは冒頭でもお話しましたよね。高鍋大師にある石像は、1932年ごろ、今から約90年前に作られ始め、1976年まで作られていました。製作者は87歳になるまで作り続けました!そんな年になるまで作り続けるなんてよほどの熱意があったんですね。

移住者紹介

87歳まで石像を作り続けたスーパーおじいちゃんの名前は“岩岡保吉”さんといいます。もともとは精米・米販売をおこなっていました。29歳のときに四国八十八ヶ所を訪れ、高鍋に作ることを決意します。43歳のときに大分県から石工仏師(仏像を専門に作る彫刻家)を招き、彫刻技術を学び、八十八ヶ所の石像を制作。その後、岩岡保吉さんは持田古墳に眠る人を供養するために生涯をかけて700体以上の石像を作り上げます。

実際に高鍋大師に行ってみましたので紹介します!

ということで、ここからは私が実際に高鍋大師の中をご紹介します。高鍋大師に行く方法ですが、おすすめは車です!バスで行くこともできるにはできるんですが、本数が少ないです…。なので、車で行くのがベスト!駐車場は広々しているので、停められないということはないので安心してください。

移住者紹介

高鍋大師に行って最初に目に入ったのが、高鍋町と海の景色です。高鍋大師は花守山の山頂からふもとにかけて石像が並んでおり、駐車場は山頂にあります。そのため、高鍋町が一望できるんです!これがまた気持ちいい!この景色だけでもまた来たいなと思わせてくれます。

移住者紹介

次に目に入るのがやはり石像です。すでに写真で何体かお見せしていますが、やはり大きい!しかもそれが数体並んでいます。すごいなーと思いながら見ていると、石像のクオリティがそこまで高くないことに気づいてしまいました。プロというわけではないのでそんなものかなと思ってみていると、なんだかだんだん愛嬌があるように見えてきます。さらに情熱というか、底知れぬパワーみたいなものを感じる気がします。もしかしてあと100年くらいしたらパワースポットとして有名になるかも!と私はひそかに思っています。

移住者紹介

高鍋大師には大きい石像だけでなく小さいものもあります。四国八十八ヶ所を模した石像や水戸黄門の石像などさまざまありますが、私のオススメは「いわぬ人、みらぬ人、きかぬ人」です。日光東照宮の三猿「見ざる、言わざる、聞かざる」を思い出しますよね。修学旅行で日光に行った当時のことを思い出しました。高鍋大師に行ったときにはこの3つの石像を探してみてください。

高鍋大師に来たらやってほしい!四国八十八ヶ所巡り

移住者紹介 移住者紹介

ここまで風景や石像に触れてきましたが、やっぱり高鍋大師に来たらやってほしいのが四国八十八ヶ所を模した八十八体の石像巡りですね。花守山のふもとから山頂までを往復するルートに石像が立ち並んでいます。歩いてみたんですが、これがなかなかつらかった…。そんなに距離はないですが、運動不足の私は石像を見るよりも登ることに必死になっていました。高鍋大師のご利益かわかりませんが、歩き終わったときには少し気分が晴れたような気がしました。


ということで、高鍋町の観光地「高鍋大師」を紹介しました。700体以上の石像と6メートルを超える石像に圧倒されました。クオリティはまずまずという感じですが、愛嬌があり、底知れぬパワーを感じた気がしました。100年後のパワースポットとなる高鍋町の観光名所、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。