地域おこし協力隊
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高鍋町は移住者にやさしい?移住者受け入れに対する住民の温度感を紹介!
移住者にとって一つの壁というべきが移住先の住民との関係性ですよね。正直言って移住の成功失敗はこれにかかっているといっても過言ではない気もします。
この記事では高鍋町に移住して1年以上の地域おこし協力隊が高鍋町民の移住者受け入れに対して感じたことを紹介しています。
現地で体感するのが一番ですが、現状では現地に行くのが難しいという方も多いと思います。私が個人的に感じたことではありますが少しでも参考になればうれしいです。
高鍋町民は移住者にやさしい!
さて、もったいぶって長々と話すのもあれなので結論をドンと言っちゃいましょう。
見出しにもあるように”高鍋町民は移住者にやさしい!”です。
私が移住してきたばかりの頃、ホームセンターで買い物をしていました。フライパンや鍋などの日用品を持ってレジに行くと店員さんから「引っ越してきたの?」との声が。そうなんですと答える私に「頑張ってね!」と笑顔で声をかけてくれました。
他にも通っているお店では自分のところで取れたからと玉ねぎをいただいたこともありました。
これまで1年以上高鍋に住んでいますが、移住者だからと邪険に扱われることは全くありませんでした。
移住者にやさしい理由は”立地”にあり
移住者だからと邪険に扱われることは全くなかったとお話しましたが、たまたまいい人たちが周りにいたのでは?と思われるかもしれませんね。確かにその通りかもしれませんが、移住者にやさしい理由は高鍋町の立地も大きく関わっています。
高鍋町のお隣にある新富町には航空自衛隊の新田原基地(にゅうたばるきち)があります。そこに勤めている自衛隊員が高鍋町に住んでおり、転勤のたびに入れ替わります。つまり、高鍋町民からしたら外から人が来ることは当たり前という感じです。むしろそのおかげで町が活気づいているようにさえ私は感じました。
だから高鍋町民は移住者を受け入れやすいのだと思います。
移住者を受け入れやすいがゆえに…
高鍋町民が移住者を受け入れやすいというのはわかっていただけたのではないでしょうか。
移住者だからと邪険に扱われないのですごく居心地がいいです。
ただ、逆に興味を持ってもらいづらいので、積極的に関わらなければ密接な関係になることもありません。移住者だからと積極的に声をかけられるわけでもなく、移住者同士のコミュニティがあるわけでもありません。その点だけ気を付ける必要があるかなと。移住者が集まるコミュニティがほしい!という方はいらっしゃるので自分が発案者になれば作ることは可能だと思います!
宮崎県民はのんびり気質!
これまで高鍋町について紹介してきましたが、宮崎県についても触れたいと思います。
宮崎県に住んでいる人はのんびりした雰囲気があると感じました。そのため人に対して寛容な場合が多い気がします。
もちろんすべての人がとは言いませんが。なので、移住者にはやさしい県なのではないかなと思っています。
宮崎県について「蟻地獄のような場所だ」と言っている人もいました。なんでも住んでしまったら居心地よすぎて抜け出せないんだとか。確かに宮崎ののんびりした雰囲気は他では味わえないよなと納得してしまいました。
都会の喧騒に疲れた、もっとのんびり暮らしたいという方には宮崎県がオススメなので移住してみてはいかがでしょうか。